結婚相手の条件、どう決める?迷わないためのステップ

目次

はじめに:条件って、どうやって決めたらいいの?

婚活を始めると、「理想の相手」ってどんな人か、考える場面が増えますよね。

でもいざ考えてみると、「条件を絞りすぎたら後悔しそう」「でも広げすぎると選べない…」と迷ってしまう人も多いはず。

このコラムでは、自分に合った“結婚相手の条件”を、ムリなく具体的に決めていくためのステップをまとめました。


ステップ1:まずは「何を大事にしたいか」を整理してみる

最初のステップは、自分の中での優先順位をはっきりさせること。

「年収」「外見」「性格」「価値観」…条件はいろいろありますが、全部を完璧に満たす人なんて、なかなかいませんよね。

そこで、たとえばこんなふうに分けてみるのもおすすめです。

  • Aランク(絶対に大事にしたいこと) 例:信頼できる人、価値観が合う、一緒にいて落ち着く
  • Bランク(できればあったら嬉しい) 例:ある程度の収入、共通の趣味、家族との関係性
  • Cランク(最初はこだわらなくてOK) 例:身長や学歴、細かい趣味の一致

こうやって整理すると、「理想のすべて」よりも「本当に必要なこと」が見えてきます。

優先順位に気づいた瞬間(女性・30代)

最初は「年収600万以上・大卒・高身長」って、条件をたくさん並べていたんです。でも書き出してみたら、自分でも「これ、本当に全部必要?」って思っちゃって…。

よくよく考えたら、仕事が忙しいときに「大丈夫?疲れてない?」って言ってくれるような人が一番安心できるなって気づいて。そこから、条件の見え方が変わってきました。


ステップ2:将来をイメージしてみる

条件を決めるときは、「今の気持ち」だけでなく、「将来の暮らし」もイメージしてみましょう。

たとえば、将来子どもが欲しいなら、育児に協力的かどうか、収入の安定性なども大事になってきます。

反対に、「2人だけの時間を楽しみたい」「仕事に集中したい」なら、価値観やライフスタイルの一致が大切かもしれません。

未来の自分がどういう生活を送りたいかを考えることで、条件に必要な視点が変わってくることもあります。

未来を想像して見えたもの(男性・40代)

ずっと「料理が得意で静かな女性」が理想だったんですよ。でも、ある日ふと「定年後に2人でどう過ごしたい?」って自分に聞いてみたら、趣味が近くて会話が楽しい人の方がいいなって思って。

それからは、今の会話の心地よさも大事にするようになりました。


ステップ3:「理想」と「現実」のバランスをとる

誰だって理想の相手像はありますよね。でも、婚活をスムーズに進めるには、現実とのバランスも大事です。

「年収○○万円以上」「外見がタイプ」などの理想は、もちろん大事。でも、それが本当に自分の人生に必要か?を考えてみるのもポイント。

理想の条件にこだわりすぎて出会いの幅を狭めてしまうより、「ちょっと気が合いそう」「話していて安心できる」と感じる人と会ってみると、意外な発見があることも。

理想にとらわれすぎていたかも(女性・20代後半)

SNSで見る“理想の夫像”にずっと影響されてました。「年収が高くて、外見も良くて、家事もしてくれる人」って。

でも、実際にそういう条件の人と会ったとき、自分がずっと気を使って疲れてしまったんですよね。

一緒にいて気が楽って、思ってた以上に大事かもしれないです。


ステップ4:実際に会ってみて、条件を“調整”していく

いくら頭で条件を決めても、実際に人と会ってみないとわからないことってあります。

たとえば、「外見に惹かれて会ってみたけど、会話が続かない…」「理想からちょっと外れるけど、この人とは不思議と落ち着くな」など、リアルな出会いの中で気づくことも多いんです。

条件は、最初から“完璧に決めきる”必要はありません。

むしろ、会っていく中で「本当に大切なことって何だろう?」と感じながら、少しずつ調整していくのが自然です。

実際に会ってわかったこと(男性・30代)

プロフィールを見た時は「うーん、ちょっと違うかな」って正直思ってたんです。でも実際に会ってみたら、会話がすごく自然で。

気づいたら何時間も話してて、「こういう感覚、久しぶりだな」って。

条件からは外れてたけど、すごく印象に残った出会いでした。


おわりに:条件は「縛るため」じゃなくて「指針」にするもの

結婚相手の条件って、決めれば決めるほど苦しくなるものじゃなくて、「自分にとっての幸せを見つけるためのヒント」みたいなものです。

だから、がっちり固めすぎず、「いまの自分が大事にしたいこと」を頼りにしてみてください。

迷ったときは、少し立ち止まって、自分の気持ちを整理するだけでも、新しい出会いにつながる一歩になるかもしれませんよ。

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この記事を書いた人

小学生からずっと文章を書くのが好きだったが、何を思ったのか短大卒業後に就職した会社は理系企業。しかも技術職を担当。その後、金融業を経て広告制作会社に入社。執筆業のサポートに関わることがきっかけで、文章を書くことの楽しさを改めて実感し、ライターとしてブログを担当している。趣味はおいしいもの作ること、食べること。
おいしそうなお店を探すこと、おいしいものを食べることが大好き。

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