こんにちは!あいです!
婚活って、始めるタイミングが人それぞれですよね。「いい歳なんだから」とか「まだ独身なの?」なんて、周りからのプレッシャーに悩まされてきた方も多いんじゃないでしょうか。
でも、本当に大事なのは周りの声ではなく、自分の心です。
今回ご紹介するのは、40代になってようやく自分の意思で結婚したいと思えた男性のエピソードです。人見知りや恋愛に自信がない男性が、どのようにしてその一歩を踏み出し、幸せをつかんだのか。一緒に彼の軌跡をたどってみましょう!
Part 1:周りのせかしで心を閉ざした40代男性・Kさんの物語
今回お話を聞かせてくれたのは、会社員のKさん(43歳)。とても穏やかで誠実な方ですが、人見知りで口下手な自分に自信が持てず、恋愛にも積極的になれないタイプでした。
1. 「結婚しないの?」プレッシャーとの闘い
Kさんの周りには、30代で結婚した友人が多く、「なんで結婚しないの?」「いい人がいたら紹介するよ」という言葉をかけられ続けてきました。悪気がないのは分かっていても、Kさんの心には常に「自分は劣っている」「何か問題があるんじゃないか」という焦りと劣等感が積もっていきました。
何度か婚活パーティーに参加してみたものの、初対面の人と話すのが苦痛で、誰とも連絡先を交換せずに帰る日々。頑張って自己紹介しても、すぐに話題が途切れてしまう自分に「やっぱり僕は結婚に向いてない」と決めつけ、30代後半には完全に婚活から遠ざかってしまいました。
2. 孤独と向き合い、本心に気づいた瞬間
40代を迎え、仕事は順調。趣味の時間も楽しんでいましたが、ふとした瞬間に「このままずっと一人なのかな」という孤独感が襲ってくるようになりました。
特に大きな転機になったのが、体調を崩して寝込んだときのこと。
熱が出たけど、誰にも連絡しなかった。ただひたすら治るのを待った。その時、ふと『誰かに「大丈夫?」って心配してほしい』と思ったんです。親や友達じゃない、僕の隣で生活を共にするパートナーに。
この時、Kさんは初めて「周りにせかされているから」ではなく、自分から「家庭を持ちたい」と願っていることに気づいたそうです。
「自分が必要とする温かい家庭を作るために結婚する」という、自分のための動機に変わった瞬間でした。
Part 2:Kさんが心のブレーキを外して幸せをつかむまでの道のり
「結婚したい」という本心に気づいてから、Kさんは一歩ずつ、無理のないペースで婚活を再スタートさせました。
1. 完璧な自分を諦めることからスタート
再スタートにあたって、Kさんは最初に「人見知りを直そう」「面白い人になろう」という努力をやめました。
僕はおしゃべりじゃないし、初対面では緊張する。それはもう変えられない。だったら、ありのままの僕を受け入れてくれる人を探そう。
そう決めて、婚活アプリのプロフィールにも正直に「口下手ですが、聞き上手です」「多くを語りませんが、誠実に付き合います」と記載しました。
完璧な自分を演じようとしないことで、肩の力が抜け、素直な自分でいられるようになりました。これにより、メッセージをくれる女性も、Kさんの誠実さや人柄を重視するタイプが増えてきたんです。
2. 質問リストという最強の武器
極度の人見知りだったKさんが、お見合いや初デートで実践したのが、「相手に興味を持つ質問リスト」を作ることでした。
- 「最近、一番笑ったことは何ですか?」
- 「休日は何をするときが一番リラックスできますか?」
- 「子供の頃、どんなことが好きでしたか?」
事前にプロフィールの趣味欄などから連想される質問を5つほど準備し、会話が途切れたらそれらを質問するようにしました。
口下手がコンプレックスだったKさんですが、この方法で「聞き上手」という長所が最大限に発揮されました。女性は、自分に興味を持って質問してくれるKさんに心地よさを感じ、安心して話せると感じるようになったのです。
3. 相手の小さな良いところを見つけて伝える
自信がない人ほど、「自分は相手に何も提供できていない」と感じがちです。Kさんもそうでした。
そこで彼は、相手の小さな良いところを見つけて、素直に伝えることを意識しました。
- (デート後)「今日着ていたコート、とても素敵でしたね。センスが良いんだなと思いました」
- (会話中)「〇〇さんの話の聞き方、すごく優しいですね。話しやすかったです」
褒め上手になろうとするのではなく、相手の存在そのものへの感謝や敬意を言葉にしたんです。
このシンプルな行動が、お相手の自己肯定感を高め、Kさんといる時間に安心感を与えることにつながりました。
そしてKさんは、落ち着いた雰囲気で、Kさんのペースを尊重してくれる女性と出会い、無事にご成婚されました。
「一緒にいると、何も話さなくても安心できる」というのが、彼が選んだパートナーでした。
Part 4:40代から始める婚活のコツ
Kさんのエピソードから、特に恋愛に不安がある、人見知り、自信がないという方にこそ実践してほしいコツをまとめます。
1. 「自己分析」で戦うフィールドを決める
Kさんが成功したのは、自分は口下手だという弱点を隠さず、「聞き上手」という強みとして活かしたからです。婚活を始める前に、まずはありのままの自分を知ることが大切です。
- あなたはどんな時に一番リラックスできますか?
- あなたの周りの人は、あなたのどんなところを褒めますか?(これが客観的な強みです)
- 絶対に譲れない「家庭の価値観」は何ですか?(お金、休日の過ごし方、など)
自分の軸を知れば、「合わない人」に無理に合わせる必要がなくなり、疲れる婚活から卒業できます。
2. 条件よりも安心感を優先する
周りの人が羨むようなハイスペックな条件ではなく、「この人といると、素の自分でいられるか」という安心感を最優先にしましょう。
40代からの結婚は、人生の後半を一緒に歩むための生活のパートナー選びです。スペックが良くても、一緒にいて疲れる人は、あなたを幸せにはできません。あなたの不安を和らげ、そのままのあなたを受け止めてくれる人こそ、探すべき相手です。
3. 完璧なデートではなく誠実さを目指す
人見知りだからといって沈黙を恐れる必要はありません。大切なのは、誠実さです。
- 笑顔と感謝の言葉を忘れない:「今日は来てくれてありがとう」
- 相手の話にうなずき、共感を示す:「そうなんですね、大変でしたね」
- 事前に準備した質問で興味を示す:「〇〇さんの趣味の話、もう少し聞かせてもらえますか?」
完璧な会話よりも誠実に向き合う姿勢の方が、何倍も相手の心に響きます。
最後に:あなたの「結婚したい」を応援します
40代になってようやく自分の意思で動き出したKさんのように、始めるのに遅すぎることはありません。
大切なのは、周りの声ではなく、あなたの心の声です。
しかし、「いざ始めよう!」と思っても、何から手をつけていいか分からない、自分に自信が持てない、という方も多いでしょう。
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あなたらしくいられて、本当に安心できるパートナーと出会うためのきっかけに、ぜひご活用ください。


